今回は自分が回復を目指すにあたりどういうことをしてきたのかを書きます。
もちろん個人個人で合う回復の方法があるため自分の考えが正しいわけではないです。
病院でのプログラム
病院でのプログラムについてです。
精神科の病院がやっている回復プログラムに一時期参加していました。
ここでは自分を見つめ直すことや、何かを作ったりする作業などをしていました。
周りの印象はギャンブルに苦しんでいる人が多かったです。
なぜ依存性になったのか、深追いしてしまうのかなどプログラムに沿ってしていました。
僕自身はこのプログラムは一通り受けましたが意義が見いだせず、お金もかかったため受けることをやめました。
病院の受診も毎回10分程度の話だけで、服薬もなかったため受診することもやめました。
GA(ギャンブラーズ・アノニマス)
初め家から近いところのGAに行きました。
初めて行ったところは6人くらい参加していました。
話を聞くと自分と同じような経験を語る人が多く、自分だけではなかったんだと感じたことを覚えています。
その人たちが何年もギャンブルから離れており、自分もできるんではないか、やめられるんだと思うことができました。
同じ悩みを持っている方も多く、その部分でも救われました。
それからはいろいろな会場に参加してみました。
たくさんの話を聞いてみたいと思ったからです。
違う会場では自分の心にとても沁みる話をされる方がいました。
自分にとってはその方は今でも憧れです。
この方が主催する12ステップの勉強会にこのあと参加することになりました。
その方がいたGA会場は行き始めて間もない頃、バースデーミーティングの日があり知らない方のバースデーで気まずい思いをしてから行きづらくなってしまいましたが、、、
GAは定期的に自分の振り返りをする時間になり、初心に帰ることができます。
そうすることで、同じ過ちを繰り返さないための抑止力になり気を引き締め直すことにつながりました。
自分が行っていたホームGAは人数が激減したことにより廃止になりました。
今はどこにも所属していませんが、また新たなところを探さないとと思っています。
12ステップ勉強会
この勉強会は依存症に対して回復を目指すプログラムになります。
12のステップにわけ段階を踏むことで回復を目指すものです。
元はアルコール依存の治療で用いられたものですが、ギャンブル依存症にも応用されています。
内容を見るとスピリチュアルな部分も多く、初見では宗教かと思う部分もあると思います。
しかし実際に学ぶと自分一人ではどうにもできないことを認め、しっかりと自分と向き合うことで欠点を克服し回復を目指す内容になっています。
僕は前述した尊敬する方にしんどくなってどうしようもなくなったときに電話した際に勧めてもらいました。
ここでは依存症の当事者だけでなく、その家族のかたもいます。
アダルトチルドレンと呼ばれる虐待等を受けたことによるトラウマで苦しむかたもいます。
様々な話を聞くことでいろいろな目線で自分と向き合うことができ、自分にとっての回復の一助となりました。
12ステップはギャンブル依存症から回復を始めて少したった頃から学ぶととても有意義だと感じました。
SNS
X(旧Twitter)も利用しました。
同じ依存症の方が大勢いて、みなさん回復のために発信しています。
中には同じ日からギャンブルをやめている方もいてとても励まされます。
自分がしんどくなったときには励ましてくれ、うまく行ったときにはみんなで褒めてくれます。
そのことによって回復のためのモチベーションになりました。
まとめ
以上が僕が回復のためにしてきたことです。
全てがその時には必要なことでした。
回復のためにいろいろなことを試してもらい、自分に合うものを見つけてもらえたらと思います!