ギャンブル依存症者の資金管理について

ギャンブル依存症者にとって資金管理は永遠のテーマじゃないかと言っても過言じゃないと思っています。

気づけば多額の借金、多重債務、貯金も底をつき支払いもできなくなる。

これが個人だけならまだしも家族のお金にまで手をつける。

もちろんそんなことは悪いことだとはわかっています。

自分もギャンブルを始めたころは、家のお金使いこむなんてあり得ない、最低すぎるやろと思っていました。

しかし気づけば多重債務ましてや家の貯金、子どもの貯金まで手をつけていました。

じゃーどうすればいいのか、、、

自分の中での結論はギャンブルをやめるしかないです。

当たり前だと言われそうですが、ギャンブル依存症者は金策をするためなら異常に頭が回ります。

なにかしらの方法を見つけます。

自分もそうでした。

家族をだます嘘、片っ端からのカードローンの審査、生命保険からの借り入れ。

しかも家族が依存症に気づいたころには限界まで行き切ってることが多いです。

もちろんそこからなら家族が協力して資金管理をする方法はあります。

例えば、債務整理をしてブラックになることで借り入れできなくする。

これもどこかしらが貸してくれたりはするんですが。

債務整理をしなくても貸付自粛制度もあります。

あとは通帳に鍵をつけて保管する。

ですが、家族からしたらいつお金を盗まれるかわからないから常に通帳は肌身離さず持つなど過大なストレスがかかります。

返済が原因でやめられないのであれば、債務整理をしてリセットするのも一つやと思います。

施設に入って強制的に管理する方法もあります。

正直何をしても止まらない人はそうするしかないと思います。

施設の人が言っていました。

最悪施設にはいるお金がなくても自己破産をして施設に入る間生活保護を受給すれば施設に入ることができると。

そこまでしないといけない人もいると思います。

僕自身は一人になってからは親も遠方でしたし、生きると決めてからはギャンブルをやらないようにしなければ生きていけない状態までいきました。

お金も最低限しかない、こんな状況でギャンブルすれば食べるものもなくなってしまう。

そのためになんとかギャンブルをやめるしかありませんでした。

そこがあったから回復のスタートを順調にきれたんだと思います。

やはり僕は最大の資金管理はギャンブルをやめることかなと思います。

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