ギャンブル依存症と認めること

僕はギャンブル依存症であることを認めることが回復の一番初めの一歩だと思っています。

これは12ステップでも一番最初に無力を認めるとあります。

どんな病気であれ病気であると認めなければ治療は始めませんよね。

例えば癌であったり、インフルエンザであったりしても診断されて初めて治療すると思います。

普通の内科的な病気であれば、検査でわかったり画像診断でわかったりするためわかりやすいと思います。

しかしギャンブル依存症はわかりづらいんですよね。

ましてやマイナスイメージがあり、認めることに躊躇してしまう。

まだなんとかなるかもしれないと期待してしまう。

でもその頃にはもう末期までいってると思います。

借金をしてお金が回らなくなり、ギャンブルで当てる以外に返済する方法がない。

日常生活に支障を来すくらいギャンブルに時間をとられる。

認めてしまえば全てが終わるんじゃないか。

そんな不安からあがこうとしますが、さらに悪化するだけ。

僕もそうでした。

でも今は少しづつでも回復しています。

自分が病気だと認めてから本気でやめるために行動しました。

もちろん失ったものもたくさんあります。

ですが、今生きてます。

普通に仕事もできて。

子どもとも会うことができて。

きっと僕はまだ恵まれている方だと思います。

ですが、あのときギャンブルをやめなかったらこんな未来はなかったと思います。

自分のなかでもう引けない、絶望と感じていてもギャンブルをやめることに遅いということはありません。

今思い立ったらやめてみましょ?

スリップしたっていいんです。

真摯に向き合えばなんとかなる日がくると僕は信じています。

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